一眼レフカメラ初心者が苦戦しやすい星空撮影のコツ

肉眼では確認できない細かい星も捉えて、まさに満点の星空を描き出す星空写真。

シャッタースピードを自在に変えられる一眼レフカメラを買ったなら一度は撮ってみたい写真ですね。

難しそうに見える星空写真ですが、基本的なポイントさえ抑えれば初心者でも撮影することが可能なんです。

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まずは必要な道具を準備

星空撮影に必要な道具は一眼レフカメラと三脚です。

とりあえずこの2つがあればなんとかなります。

欲を言えば、レリーズが欲しいところです。

レリーズとはシャッターリモコンです。

一眼レフカメラを三脚に設置してシャッターボタンを押すと、細かく振動してしまいます。

日中の撮影なら気にならないのですが、長時間露光する撮影ではブレてしまうのでレリーズがあればベストです。

しかし、最近の一眼レフカメラは初心者向けの入門機でもスマホとWifiで接続してシャッターを切れたりしますし、Wifi機能がなくともセルフタイマーで数秒後にシャッターが開くようにすれば振動は抑えられます。

あとは季節によってはレンズが曇るのでレンズウォーマーが必要な場合もあります。

レンズウォーマーは1500円くらいから手に入れられるので、1つ持っていてもよいでしょう。

レンズは標準ズームでもOK

さて、必要な道具はわかりましたが、星空撮影はどのようなレンズで撮影するのでしょう。

やはり10万円以上するような高価なレンズが必要なのでしょうか。

いえいえ、初心者でも持っている標準レンズでも十分です。

もちろん、欲を言えばF値が2.8以下のような明るいレンズがほしいとろこですが、18-50mm・F4といった標準レンズでも撮影可能です。

ただし、レンズは広角レンズ、広角側を使います。

望遠レンズで星空撮影すると、長時間露光したときに星の動きの影響が大きくなってブレてしまいます。

設定は細かく微調整

一眼レフカメラの設定については、絞りを一番小さくして、シャッタースピードは20秒ほどに設定します。

あとはISO感度を3200に設定すればOKです。

星が点ではなく線になってしまうときは、シャッタースピードが遅すぎるので、速くしてみて、暗い場合はISO感度をあげます。

ノイズが多くザラついた質感になった場合はISOを下げてあげます。

ベストな設定を見つけることは初心者には難しいことですが、繰り返し撮影して調節してみましょう。

ピント合わせはマニュアルで

星空撮影で初心者が躓いてしまうのがピント合わせかもしれません。

星空撮影はオートフォーカスがほとんど効きかないので、マニュアルでピント合わせをする必要があります。

ピント合わせは、ライブビューで星を拡大して、背面液晶を見ながら星の点が一番小さくなるようにしてピントを合わせることがポイントです。

星空は晴天時であればシャッターチャンスは一晩中あります。

ピントや設定は細かく変更しながら何度も挑戦することが大切です。

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