一眼レフカメラって意外とピンボケしやすいですよね。
ちゃんとピントを合わせて撮影したと思っても、自宅に返ってパソコンに取り込んで確認してみるとピンボケしているなんてことありますよね
今回はそんな失敗をしないためのピントの確認方法をみていきましょう。
目次
AFがピンボケしやすい被写体とは
そもそも高性能な一眼レフカメラとはいえ、オートフォーカス・AFは万能ではありません。
撮影シーンによってはAFが苦手とするものもあります。
まずはそういったピンボケが発生しやすいシーンを頭に入れておくことが大切です。
AFが1番苦手とするのは暗い場所です。
一眼レフカメラはレンズが大きいのでかなり暗い場所でも撮影できますが、AFは暗い場所が苦手なので、ピンボケは発生しやすくなります。
夜景撮影や花火撮影などではかならず本番前にピントが合うかどうか確認しておきましょう。
場合によってマニュアルでピント合わせをする必要もあります。
他にも、青空などのコントラストが少ないシーンや、逆光、点滅する光源などはAFは苦手とするシーンです。
ピンボケするのはカメラが高性能だから
実は一眼レフカメラでピンボケはしてしまうのはカメラが高性能だからということもあります。
一眼レフカメラは高画質、高解像度なので、以前の低画質な画像では気づかなかったような、ちょっとしたピンボケでも、ハッキリと写ってしまうのです。
一眼レフカメラでピンボケが確認されるのはそういう側面もあります。
だからといって、妥協すればいいのかというとそういうことではありません。
例えば、人物撮影をするときは、ピントは顔ではなく人の瞳に合わせる必要があります。
斜めを向いている人物撮影のときは、右目と左目とピントを合わせる目によっても印象が変わります。
日頃からそのくらいの精度でピント合わせを意識しておくことが大切です。
撮影後は必ず拡大してチェック
ピンボケしない写真を撮るには、やはり撮影をするごとに確認することが大切です。
背面液晶でただなんとなく写りを確認するのではなく、画像を拡大して細かいところでピンボケしてないか確認しましょう。
特に正確なピントが求められる人物の瞳や花の雌しべなどは大きく拡大して確認することが大切です。
そもそもAFがズレていないか確認
ちゃんと確認しているのに、毎回ピンボケが発生しているという場合は、AF自体を確認することも大切です。
AFの合わせるピントがズレていることもあります。
一眼レフカメラはイメージセンサーの位置がズレることでAFが狂ってしまうことがあります。
毎回ピンボケするという場合は、サポートセンターなどでAFを調整してもらう必要があります。