初めて買った一眼レフカメラ。
最初のうちは、スマホとは違う、明るく綺麗な写真が撮れることが楽しくて仕方ないのですが、しばらく立つとワンランク上のちょっとプロっぽい写真も撮ってみたくなりますよね。
今回はちょっとしたコツでワンランク上の写真を撮る方法をみていきましょう。
目次
とにかくボカす
まず最初に紹介するコツは、とにかくボカすということです。
一眼レフカメラの写真がスマホの写真と大きく違うのは、ピントがあった被写体の後ろに広がる背景ボケです。
背景ボケは主題となっている被写体を浮き上がらせて、くっきりと見せてくれます。
ボケを作り出すコツとしては被写体になるべく近づくということと、絞りを開放するということです。
絞りを開放するとは、「F値」という設定値を小さくすることです。
F値の設定は絞り優先モードで撮影すると変更することができます。
F値を変えられるのは一眼レフカメラならではですね。
また、背景ボケだけでなく、前ボケも積極的にとりいれるとプロっぽい写真を撮ることができます。
被写体の前にモノを置くことで前ボケをつくることができます。
とりあえずブレさせる
動いているモノを被写体にするときは、ブレを活かすことがコツです。
今度はシャッタースピード優先モードを使って、自動モードよりも少し遅いシャッタースピードに設定します。
そして、被写体の動きに合わせながらシャッターを切ると、背景がブレたダイナミックな写真が撮れます。
シャッタースピードを変えられる一眼レフカメラの特徴を活かして、動きのある写真を撮ってみましょう。
滝や川などの水の動きをちょっと遅いシャッタースピードで撮っても動きのある写真を撮ることができます。
空間を意識した構図
構図もちょっとしたコツでプロっぽい写真を撮ることができます。
例えば、自分物を取る時に、目線をカメラに向けてもらって撮ってもよいですが、ちょっと目線をずらして、その方向に空間を作った構図にすると、ストーリー性の髙い写真を撮ることができます。
これは花を写す時などにも応用が可能です。
花の向いている方向に意図的な空間を作ると同じような効果でワンランク上の写真を撮ることができます。
ホワイトバランスを変える
ホワイトバランスを積極的に使いこなすことも一眼レフカメラでワンランク上の写真を撮るコツです。
ホワイトバランスって使いこなすには難しそうで、どうしてもオートのままで撮影してしまいがちですよね。
ホワイトバランスは簡単に説明すると、K(ケルビン)の数が大きければ赤みが強い写真になり、弱ければ青みがかった写真になります。
子供の写真を撮るとき、室内でも、ホワイトバランスを高めのKに設定すれば、血色の良い肌色になります。
また、森林などで撮影するときは、低めのKにすることで緑がいい色みになります。
このように一眼レフカメラはちょっとしたコツでワンランク上の写真を撮ることができます。
せっかく一眼レフカメラを買ったのですから、様々な設定を変更してプロっぽい写真を撮ってみましょう。