一通り一眼レフカメラの使い方は理解して、それなりの写真を撮れるになったものの、何か物足りない、なんてことは感じていませんか?
上級者にステップアップするためには何を学んでいけばよいのでしょう。
目次
日の丸と三分割構図は卒業しよう
今まで撮った写真を見返してみましょう。
構図が日の丸か三分割だけになっていませんか?
日の丸構図や三分割構図は最初に覚える構図で、汎用性が高く、ついつい頼りがちになってしまいます。
しかし、一眼レフカメラ上級者を目指すなら、放射状構図や対角線構図、アルファベット構図などを情景に合わせて使いこなせるようになりましょう。
同じ場所でも、構図を様々に変えて撮影してみることで、ベストな構図をみつけることができます。
ツールにこだわってみよう
上級者を目指すなら、一眼レフカメラの機能を全て使いこなすことはもちろんですが、その他の撮影ツールにもこだわってみましょう。
大径レンズでボケ感の強い写真を撮ってみたり、超広角レンズを使ってみたりとレンズにこだわってみてもよいでしょう。
また、PLやハーフNDなどのレンズフィルターにこだわってみてもよい写真が撮れます。
さらにストロボや三脚での撮影など、ツールにこだわって撮影すると、そのツールならではの個性的な写真を撮ることができます。
写真を完成させよう
さて、上級者を目指すなら、毎日のようにシャッターを押すことが大切ですが、撮った写真はどうしてますか?
まさかパソコンに保存するだけにはなってませんよね。
一眼レフカメラで撮影された写真は現像までして完成するものです。
全てを現像する必要はありませんが、よく撮れた写真は明るさやコントラスト、ホワイトバランスなどを整えて必ず現像しましょう。
完成された写真を見ることで、絞りやシャッタースピード、構図など次の撮影に活かすことができます。
もし、自信のある写真が完成したら、大判印刷してパネル張りなどで仕上げてみてもよいですね。
■フォトコンテストに応募してみよう
カメラ雑誌を読んだりしますか?
カメラ雑誌はただ見るだけでは、いつまでも中級者の域をでません。
投稿コーナーに写真を応募しましょう。
他の人に寸評されて初めて自分の写真のレベルがわかります。
雑誌だけでなく、フォトコンテストも多数開催されているので積極的に応募しましょう。
課題に合わせた写真を撮影することで新たな発見もありますし、入賞することで自信にもなります。
一眼レフカメラ上級者へのステップアップを考えるなら、やはり1人で思い悩むのは限界があります。
写真技術を勉強すると同時に、SNSで発信したり、コンテストに出したりして多くの人の目に作品を触れさせることも大切です。