一眼レフカメラの昔のレンズを使う時のポイント

一眼レフカメラのレンズは資産とも言われます。

一眼レフカメラのレンズはカメラを買い替えても、同じメーカーであれば問題なく使えるからです。

10年以上同じレンズを使っているという人は数多くいますし、祖父からレンズをもらったという人もいます。

さて、昔のレンズは何の問題もなく使えるのでしょうか。

昔のレンズの使い方についてみていきましょう。

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どのくらい過去のレンズが使えるのか

家族や親戚、知人から昔のレンズを譲り受けたが使えるのか、という疑問はよく見かけるものです。

基本的に一眼レフカメラは同じマウントのレンズならば昔のレンズでも問題なく使えます。

オートフォーカスも同じマウントなら対応している場合が多いです。

現在発売されているデジタル一眼レフカメラのマウントは、大体1990年頃に作られたものが多くあります。

なので、そのくらい昔のレンズなら、メーカーが同じなら今発売されている一眼レフカメラでも使うことができます。

さて、それ以上昔のレンズはどうなのかというと、どうでしょう。

全てのレンズが使えるわけではありませんが、マウントアダプターが使えるレンズであれば、使えるレンズもあります。

昔のレンズが使えるかどうかはマウントにかかっているのです。

マウントとは

一眼レフカメラは、各メーカーがレンズの接合部にマウント規格を決めています。

サードパーティ製のレンズでもレンズ交換できるのは、そのメーカーがマウント規格に合わせてレンズを製作しているからです。

逆に言うと、マウントが一致していれば、どんなレンズでも装着可能なのです。

また、マウントアダプターを使うことで、マウントが一致していないレンズでも使えることがあります。

ただし、AFが使えなかったり、絞りが本体に反映されないといったことは起こります。

マウントアダプターは、マウント規格全てに存在しているわけではありません。

マウントアダプターの有無はレンズの接合面から、イメージセンサーまでの距離、フランジバックに関係しています。

アダプターでフランジバックを伸ばすことはできても、縮めることはできないので、フランジバックが短いカメラに、フランジバックが長いカメラ用のレンズを装着するアダプターは作れますが、逆は作れないのです。

オールドレンズの楽しみ方

ミラーレス一眼が発売されてからオールドレンズを楽しむ人が増えてきています。

オールドレンズとは、フィルムカメラ時代に発売されていた昔のレンズで、独特の風合いが出ることが特徴です。

ミラーレス一眼はフランジバックが短いので、多くのオールドレンズが使えるので愛好家が増えてきました。

もちろん一眼レフカメラでも使えるレンズはいくつもあります。

オールドレンズは当然ながらAFは使えません。

絞りも自分で設定する必要があります。

撮影が難しいように感じるかもしれませんが、レンズ自体は安価なものもあるので、導入のハードルはそこまで高くありません。

せっかく一眼レフカメラがあるなら、オールドレンズならではの写真を楽しんでみてもよいでしょう。

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