一眼レフカメラのレンズの様々な違いからみる選び方のポイント

一眼レフカメラには多種多様な交換レンズがあり、それぞれに違いがあります。

焦点距離の違いは、何となくわかりますよね。

焦点距離が長くなれば望遠で、短ければ広角です。

その他にはどのような違いがあるのでしょうか。

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APS-Cとフルサイズの違い

一眼レフカメラのレンズ選びをするときに、一番最初に考慮する必要があるのがAPS-C専用レンズとフルサイズ用レンズの違いです。

なぜなら、APS-C専用のレンズはフルサイズ機には使えないからです。

APS-C専用のレンズは、APS-Cのセンサーサイズに像を映すので、フルサイズ機に使うとケラレが出来ます。

ケラレとは画像の周囲に黒い部分が出来てしまうことです。

一眼レフカメラではケラレ部分を切り取る機能もあるので、APS-C専用レンズがフルサイズ機では絶対使えないというわけではありませんが、基本的には使えません。

また、APS-C機とフルサイズ機では同じ焦点距離でも倍率に差があります。

APS-C機の方がセンサーサイズが小さいので、同じ焦点距離、同じ画素数なら、APS-C機の方がズームして撮影されます。

純正品と社外品の違い

一眼レフカメラの交換レンズを選ぶ時に頭を悩ませるのが、純正品にするか社外品にするかということです。

基本的に、純正品は高価で、社外品は比較すると割安になっています。

当然ですが、AFセンサーや手ぶれ補正などのカメラとのマッチング、画質、メンテナンスなどのサービス面では純正品に分があります。

ただし、画質はそこまで違いあるわけではなく、高倍率ズームレンズなどでは純正品に匹敵するような画質のものもあります。

単焦点とズームの違い

レンズ選びでもう1つ頭にいれておきたいのが単焦点レンズとズームレンズの違いです。

焦点距離が変えられない単焦点レンズは難しいレンズだと思っている初心者の人もいるかもしれませんが、そうではありません。

単焦点レンズにはズームレンズとは違うメリットがあります。

まず第一に、単焦点レンズは明るいということです。

単焦点レンズは構成レンズ枚数が少ないので明るいレンズ、開放F値が小さいレンズを安価に作ることができます。

明るいレンズは暗い場所での撮影に強かったり、背景ボケを大きくできるなどのメリットがあります。

ズームレンズでも明るいレンズはありますが、同じ開放F値なら単焦点レンズの方が安価に購入することができます。

似たような焦点距離のズームレンズと比較すると、明るいレンズを安価に手に入れることができるということもメリットになります。

そして、もう1つのメリットが軽いということです。

ただでさえ重い一眼レフカメラに重いズームレンズを付けるとかなりの重さになりますが、30~50mmくらいの単焦点レンズなら、コンパクトで軽量なので、スナップ撮影に最適です。

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