数万円から数十万円もする一眼レフカメラ。
そう安々と買い換えられるものではありません。
何年ぐらい使えるのでしょう?
果たして寿命はあるのでしょうか?
一眼レフカメラの寿命とは
フィルム式、機械式の古い一眼レフカメラにはほぼ寿命がないといってよいでしょう。
1970年代に発売されたフィルム一眼レフカメラなどは今でも現役で使っている人がいます。
古いカメラは部品を交換することでいくらでも修理できるので、寿命なく使い続けることができます。
さて、問題は電子制御式となった一眼レフカメラです。
電子制御式の一眼レフカメラは部品点数が多いため、故障した部品によっては修理不能となって寿命となることもあります。
電子制御式の一眼レフカメラは主にシャッター回数で寿命が決められています。
一眼レフカメラのシャッター回数
一眼レフカメラのシャッター耐用回数についてはインターネット上にいくつか紹介されています。
大体、エントリー機で数万回、上位機種では数十万回という数字です。
ただ、この数字は目安なので、数万回シャッターを押したらいきなり壊れるというものでもありませんし、使い方によってはもっと早く壊れることもあります。
では、一眼レフカメラで数万回撮影するにはどのくらいの時間がかかるのでしょう。
数万回撮影するには、月に100枚撮影したとしても、10年以上かかります。
エントリー機を10年使い続けるというのはどうでしょう。
10年も写真を趣味にしているなら、より上位機種を欲しくなることでしょう。
上位機種では連写スピードもあるので連写を使う機会も多くなり、シャッターを酷使します。
しかし耐用回数は10万回と、こちらもあがっているので、やはり寿命としては10年を超える計算になります。
一眼レフカメラの買い替え時とは
さて、あってないような一眼レフカメラの寿命ということがわかってきました。
恐らく、シャッターの寿命よりも、バッテリーの消耗、センサーのゴミ、不注意な扱いによる衝撃などの破損で買い替えることになるのではないでしょうか。
また、新しい機種が登場したことによる物欲もありますね。
一時期、デジタル一眼レフカメラは新機種が登場するたびに画素数がうなぎのぼりに上がっていきました。
もちろん、今でも新機種になると画素数はあがりますが、既に頭打ちに近く、大きなポスターを作るのでもなければ十分な画素数になっています。
髙い画素数を追い求めて新しい一眼レフカメラを買い漁るということも少なくなってきています。
では、一眼レフカメラの買い替え時はいつになるのでしょう。
一眼レフカメラは、しばらく使っていると上位機種に興味が出てきます。
ただし、上位機種になればなるほど、毎年モデルチェンジされるわけではなく、数年おきになります。
で、あるならば、一眼レフカメラの買い替え時としては、今持っているカメラが寿命になっていないなら、欲しい上位機種の新モデルが発売されたときということになります。