一眼レフカメラの清掃、やってますか?
一眼レフカメラを出しっぱなしという人は少ないかと思いますが、ちゃんどドライボックスにしまっていても、意外とホコリがついていたりします。
一眼レフカメラの清掃道具と使い方についてみていきましょう。
定番の清掃三点セット
一眼レフカメラの清掃といえば定番の三点セットがあります。
ブロアーとブラシとクリーニングクロスです。
とりあえず、これだけあれば一眼レフカメラは清掃できます。
大体、1000円程度の価格で三点セットとなって販売されています。
一眼レフカメラ清掃の手順
一眼レフカメラの清掃手順としては、まずはブラシで細かい部分のホコリを落としていきます。
ホットシューの周りやファインダー周辺は細かい凹凸がありホコリが溜まりやすくなっています。
アイカップを外したり、内臓フラッシュを起こしたりして、細部のホコリをブラシで落とします。
次にブロアーで全体のホコリを落とします。
レンズや内部の清掃が必要な場合はこの作業のあとに行うようにしましょう。
先にレンズや内部の清掃をしようとすると、カメラ本体についているホコリが内部に入ってしまう可能性があります。
レンズはブラシで軽くホコリを落とせば大体綺麗になります。
あまりゴシゴシ拭いて傷をつけないようにしましょう。
内部の清掃ポイント
一眼レフカメラの内部、センサー部分は基本的には掃除もせずに何もしないということがが基本です。
センサー部分はかなりデリケートなので、素人がむやみに触るとすぐに壊れて使い物にならなくなります。
センサーのゴミが気になるときはメーカーのクリーニングサービスなどを利用しましょう。
ちょっと清掃をする場合でも、カメラを下に向けてホコリが入らないようにしてブロアーで吹く程度にとどめておくことが無難です。
一眼レフカメラの清掃で薬剤は使うのか
一眼レフカメラの清掃道具として、レンズクリーナーなどの薬剤が市販されていたりします。
これについては積極的な使用はオススメしません。
なぜならカメラメーカーが発売したものではないからです。
カメラメーカーからは薬品を使ったレンズクリーナーは発売されていません。
つまり、レンズや本体は薬品を使った清掃を想定していないということです。
レンズに付く汚れはせいぜい指紋程度です。
指紋ならばクリーニングクロスで落とすことができます。
そもそもレンズには保護フィルターを装着している人が多いかと思います。
保護フィルターならば薬剤で清掃して、失敗しても交換すれば大丈夫ですね。
しかし、レンズ本体はそう簡単に買い換えることはできません。
清掃はブラシやブロアー、クリーニングクロスのみで行うようにしましょう。