一眼レフカメラの人物撮影で気をつけるべき5つのポイント

人物撮影は一眼レフカメラの撮影の中でも簡単でありながら、一番難しいとも言われます。

一眼レフカメラを使えば、背景をボカして、人物の表情を引き立てた写真を撮ることが可能です。

魅力的な表情の瞬間さえ抑えれば、素敵な写真が完成します。

しかし、人物の表情を100%活かすには、様々ポイントを抑える必要があります。

これが人物撮影が簡単であり、難しい所以です。

今回はその中でも5つのポイントについてみていきましょう。

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ポイント1:ボカした背景がポイント

一眼レフカメラを使えば人物撮影が簡単にできるのは、先程も書いたように背景ボケを作れるからです。

なので、絞り値はなるべく小さくして、撮影することが人物撮影のポイントとなります。

絞り値を小さくした場合は、被写界深度が浅くなるのでピント合わせも重要です。

人物撮影のときは、目にピントを合わせることが基本となります。

また、背景はボカされますが、何をボカすかということにも注意するようにしましょう。

どうせボカすからといって、色の多いゴチャゴチャした背景では人物を引き立てることはできません。

ポイント2:望遠で歪みを抑える

人物撮影をするときは、標準レンズよりもちょっと望遠よりのレンズを一眼レフカメラに装着します。

標準ズームの場合は望遠側で撮影するということがポイントになります。

なぜなら、広角レンズでは歪みが出てしまうからです。

もちろん、広角の歪みを活かした人物撮影を行うこともありますが、基本は望遠側を使って歪みの少ない写真を撮ることです。

また、望遠レンズには「切り取り効果」があるので、背景の余計なモノを切り取ってしまうことができます。

ポイント3:話しながら撮影する

一眼レフカメラの人物撮影で最も大切なことが、自然な表情を引き出すことです。

なるべくカメラを意識させずに、普段の表情を撮影します。

そのためには話しながら撮影するということが大切です。

コミュニケーションをとりながら撮影することで被写体にカメラの存在を忘れさせることができます。

ポイント4:半逆光で柔らかく

人物撮影は半逆光で撮影すると柔らかい印象の写真が撮れます。

逆光では人の顔が暗くなってしまうことがあります。

順光では眩しいので人の表情が活きてきません。

半逆光はモデルも眩しくなく、顔も明るく写るので人物撮影には最適です。

ポイント5:頭をちょっと切る

人物撮影をするときは、不自然に人物を切らないことが基本ではあります。

バストアップで撮影するときは通常は頭の先まで綺麗に撮影します。

全身のときは頭の先から足先まで、全身を撮影します。

しかし、バストアップなどで顔を大きく写す時に頭の先をちょっと切ると、モデルとの距離感を近く感じる写真が撮れます。

親近感を与える写真を撮るときはこのポイントを意識するとよいでしょう。

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