一眼レフカメラで、ふと空を撮った時に気づくことが多いのですが、画面に写る黒い点。
よく見てみると、最近撮った写真にはすべて同じところに黒い点が写っていたりすることも。
この黒い点は何なのでしょう。
目次
黒い点の正体とは
黒い点の正体は、センサーに付着したチリやホコリです。
フィルムカメラの場合は、センサーなどはありませんし、フィルムは撮影ごとに変わるのでそういったことはないのですが、デジタル一眼レフカメラの場合は、黒い点が現れるということはよくある症状です。
デジタル一眼レフカメラは、レンズを交換する際に注意しててもチリやホコリが本体の内部に入ってしまいます。
そのゴミが何かのタイミングでセンサーに付着することで黒い点となって写り込んでしまうのです。
レンズを交換しないコンパクトデジタルカメラではまず起こらないことですが、レンズ交換をする一眼レフカメラならではのトラブルと言えます。
黒い点が現れたときの対策とは
一眼レフカメラで黒い点が現れるようになったときにの対策としては3つの対策があります。
1つめは、とりあえず写真を加工するという対処療法的なものです。
写真に写り込んでしまった黒い点は、画像編集ソフトなどで取り除くことができます。
なにわともあれ、編集ソフトのスタンプ機能などを使えば消すことができます。
2つめの対策としてはメーカーに清掃してもらうことです。
メーカーのサポートセンター行けば、1000円ほどでセンサーを清掃してくれるサービスがあります。
サポートセンターが近くになくても郵送してくれるサービスもあるので地方の人でも利用することができます。
3つめの対策としては自分で清掃することです。
ただし、この方法はあまりオススメではありません。
デジタル一眼レフカメラのセンサーはかなり繊細です。
基本的にはエアブロアーで風を吹き付けて清掃するくらいにしておきましょう。
缶からガスを吹き出すエアダスターではエア圧が強すぎます。
また、綿棒などで清掃することもできますが、力加減が難しいので注意が必要です。
不安な場合はメーカーで清掃してもらいましょう。
黒い点の予防法とは
最近のカメラは、センサー自動クリーニング機能などがついているので、センサーのゴミもつきにくくなってきました。
それでも、頻繁にレンズ交換を行う一眼レフカメラはゴミ問題は避けられません。
なるべくゴミが本体内に入らないようにするためには、レンズを交換する時にはレンズにブロアーをかけてから交換するなどの対策をしましょう。
特にレンズ面だけでなく、レンズの周りに付着したホコリなどもブロアーで落としておくと本体にゴミが入りにくくなります。