一眼レフカメラでぼかしを上手く使って綺麗な写真を撮る方法

一眼レフカメラの写真が印象的なのは大きなぼかしが効果的だからです。

しかし、ぼかしが大きいとどうして印象的になるのでしょうか。

そして、ぼかしを活かした写真を撮るにはどうしたらよいのでしょう。

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ぼかしが生み出す効果とは

どうしてぼかしの大きな一眼レフカメラの写真は印象的になるのでしょうか。

それは、背景が大きくぼけることで、主題が引き立てられるからです。

特に人物写真などでは、背景が大きくボケることで、ピントのあった人物に注目が集まり、印象に残る写真となるのです。

写真は引き算とよく言われます。

目の前にある景色の中から、自分が表現したいものに絞って、フレームに入る被写体を制限することで良い写真が撮れるという意味です。

余計な要素を排除して、いかに主題に視点を合わせるかということが大切なのです。

ぼかしを大きくできるということは、このように引き算をするための手段として有効なのです。

ぼかしを大きくするには

さて、ぼかしを大きくすることで印象的な写真が撮れるということはわかりましたが、なんでもかんでもぼかせば良いというものでもありません。

一眼レフカメラで撮影するときはぼかしをコントロールすることが大切です。

そこで、ぼかしを大きくするポイントを抑えることで、必要に応じでボケ量をコントロールできるようになりましょう。

ぼかしを大きくするための1番のポイントはF値です。

一眼レフカメラのレンズは、開放F値が必ず書かれています。

開放F値とはそのレンズの最小絞りで、絞り値を少なくすることでぼかしは大きくなります。

なので、ぼかしを大きくしたいときには開放F値になるように設定します。

また、ズームレンズは望遠側を使うことでぼかしを大きくすることができます。

他には被写体に近づくことでも背景ボケを大きくすることができます。

ぼけの量をコントロールするときはこれらの要素に注意して撮影するようにしましょう。

球状のぼかしを作るコツ

最後に、一眼レフカメラで球状のぼかしを作るコツをご紹介します。

球状のぼかしは玉ボケと呼ばれるものです。

玉ボケは夜景撮影などでよく使われるテクニックで、イルミネーションなどを玉状にぼかすテクニックです。

イルミネーションは電球などの点光源なので、背景にイルミネーションを入れて大きくぼかすことで簡単に玉ボケを作ることができます。

また、日中でも玉ボケを作ることはできます。

水面や植物の葉のように陽の光をキラキラと反射しているものをぼかすことで玉ボケを作ることができます。

背景に玉ボケを使うことで幻想的な印象の写真となります。

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